遺影絵画

とは?

遺影絵画とは?
主題は故人の幸福

3世代構造にすることで、過去と未来に連綿と続く時間軸を表現しています。それは自分が生きている場所が、彼岸やその先と繋がっているというリアリティを強調するためです。私たちの行きつく先にも「死」はあるという自明でありながらなかなか実感しづらい事を追体験するための仕掛けであり、それは同時に故人の精神がまだ生き続けているという逆説の表現でもあります。

遺影絵画の5つの良さ

●遺影絵画 京都舞鶴の曹洞宗寺院のご住職の遺影

遺影ですが、

芸術『的』です。

遺影ですので芸術ではありませんが、芸術「的」であることが空間を洗練させ、供養の気持ちを高め、心を癒すことを可能にします。

主題は「幸福」です。故人の幸福についてご家族から丁寧にお伺いし、一枚の絵に昇華することが、三宅遺影絵画の仕事です。

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最高峰の

技術と品質です。

絵画は構想からディテールに至るまで一枚一枚決して抜かりなく、時間をたっぷりと掛けて、一切の妥協を許さず丹念に描き上げます。

また表具も、美術館や博物館の表具を手掛け、最高峰の品質と技術を受け継ぐ表具師の職人の方々にご協力頂いています。

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完全

​オリジナルです

​入念なヒアリングと取材、打ち合わせをを基に一から構想・制作される本格的な絵画です。ご家族が故人の記憶にアクセスし、対話するために一人一人に合わせて描かれる完全オリジナルです。表具も空間や絵に合わせて施します。

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継承の心配は

​ありません。

掛軸なので巻いて収納できて場所を取らず、もちろんどこへでも持ち運べるので子供の世代に負担をかける心配はありません。

お仏壇のように大きなものは置けない、でも小さなお仏壇だけでも寂しい、しっかり供養したいという方にはおすすめです。

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下描きまで無料

​なので安心です。

ヒアリング、取材、下図制作、お打合せまでは無料で行っています。不明点の無いようにしっかりとお話を伺い、ご納得頂いたうえで制作に入りますので、思ったものと全然違うものができるという心配もありません。

下図段階でイメージの修正は何度でも可能です。左のイメージは下図途中です。

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置き場所・サイズは自由です。

​ご自宅のお好きな場所に併せて、サイズも自由に変更可能ですので、場所を選びません。

​もちろん伝統的な掛軸以外にもモダンデザインの掛軸や額装にも対応しています。壁を傷つけずに掛けられるフック「壁美人」を無料でプレゼントしておりますので、賃貸住宅でも心配ありません。

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終活のきっかけになります。

​終活で最も忘れがちなこと、それが何かご存知でしょうか。それは大切な人に会ったり、感謝の気持ちを伝えたりすることだと言われています。相続や身辺整理はしても最も重要なことを見落としがちなようです。ヒアリングシートを一度ご覧ください、大切な人に伝えるべき事務連絡以外のことを考えるきっかけになるはずです。

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悲しみの超克を

​助けます。

大切な人を失った喪失感を癒すには時間がかかります。グリーフケアはご家族や周囲の人たちの支えが必要な場合もあります。死は深い悲しみをもたらす一方で、故人に対する正しい理解は創造的な死の乗り越えを手助けし、その人のその後の人生の大きな糧となります。遺影絵画はその力になりたいと考えています。

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遺影絵画の10の良いところ

遺影絵画は、供養や癒しに特化するだけでなく、現代の社会環境や住環境、ライフスタイルに合わせた機能面も持ち合わせています。そうした遺影絵画のポイントをご紹介します。

ルーツを知る

為の教育ツール

例えば、祖父母や曾祖父母を直接知らない小さなお子様が大きくなった時、顔を知らなくてもこの絵を見れば色々な想像ができるかもしれません。絵を見ることで直接知らない祖先でもコミュニケーションをとることができます。教育的利点も遺影絵画の良さのひとつです。

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一番の良さは

​「存在感」です。

遺影絵画は、その人の人生、時間、記憶、意志すべてを描く自伝のようなものです。そこに佇む幸福な姿は、鮮やかな記憶と共に、ご家族の心に生き続けます。

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遺影絵画をご検討頂く際に1点だけ気を付けて頂きたい事もございます。遺影絵画は1枚に対する比重を上げているため、複数枚になった場合、スペースによっては同時に飾ることに向かない場合があります。極端な例としては、あるご夫婦のご両親4人を1枚ずつ描くと4枚になってしまうというような場合です。命日などに飾る場合は特に問題ありませんが、例えばお盆やお彼岸などに一緒に飾りたいという場合は、ご夫婦2人で1枚に描く、飾る時期を分ける、サイズを調整して場所を確保する、など何らかの工夫が必要です。

遺影絵画のごめんなさい

遺影絵画とは? 内容編

漠然とオリジナルと言われてもどんな絵ができるのか不安に思われるかもしれません。そこで三宅遺影絵画では、遺影絵画のおおまかなルールを決めています。ここではそのルールについてご説明いたします。

 
 
 

絵の主題は故人の「幸福」です。ご遺族がいる空間を此岸、絵の中を彼岸と見立て、故人があの世、彼岸の世界でも幸福になっている様子を表現します。

この幸福という極めて抽象的で難しく重大なテーマを表現するためには、お話をしっかりと伺わなければなりません。お客様に直接お会いして、ヒアリングをさせて頂くのもそのためです。次に、「幸福」という抽象的な概念をどう定義するかを次にご説明します。

幸福を構成する4つの要素

幸福の観念は人それぞれですが、三宅遺影絵画では遺影として満たすべき4つの要素を絵の中に加えるようにしています。この4つの要素は、幸福を表現するための基本的要素で、これらが具体的に意味するところは、人によって全く異なります。必ずしもすべてを入れなくてはならないというルールではありませんが、これらを入れることによって、ヒアリングや取材で伺う具体的な要素が画中で関連性を持ってひとつの自伝的ストーリーを作り上げます。謂わば、具体的な記憶や思い出の品々などを肉付けするための骨格といえる基本的要素です。ここでは概要に触れ、以下で具体的な作例を見ながら詳しく解説いたします。

好きな物事

壁に配置してある百人一首は、故人の遺品のひとつ。内容はヒアリングに基づいた故人の人物像を想像し、近い気持ちを詠っていると思われる首を選択して配置。右のお釈迦様の掛軸は職業を表すものとして背景に大きめに配置しています。

教机の上には、故人が集めていた石、筆、修証義(曹洞宗でよく読まれるお経)、娘様が故人からもらったブローチ。何の変哲もない石を収集する独特の感性は、故人の美学を象徴しているようだったので中央に配置し、子への愛情を意味するブローチは袋に包まれた状態で修証義の上に。手前には大切に育てていた春蘭の鉢植え。

ですが、生前の苦が乗り越えられて幸せになっている様子を画中に配します。これは故人の幸福のためでもあり、残された人へのメッセージでもあります。

も生と死と同じく、幸福のための要素です。絵に占める割合としては僅か

た人の幸福の絵です。つまり故人は生死を超越している状態にいます。そうした安寧と平穏を表現するために画中に生と死のメタファーを配置します。

と死は、故人様の幸福を表現するための要素です。遺影絵画は亡くなっ

子、父母、祖父母と代々続く繋がりと時間軸を要素として加えることで、縦軸に奥行きを持たせます。彼岸と此岸が時間軸で繋がることで強いリアリティが生まれます。

間軸は、言い換えると、故人様の親世代やお子様世代の要素のことです。

にとっての思い出の品など、メインとなる重要な要素です。ヒアリングでお伺いし、取材させて頂き、故人様、お客様のお気持ちを考慮しながら画面に配置していきます。

きな物事は、故人の好きだったことや大切にしていたもの、記憶、ご遺族

 

故人が育てていた松とエビネラン

故人が大切にしていた春蘭、石、ブローチ

故人が大切にしていた百人一首

こちらの盆栽の松とエビネランも故人が生前大切に育てていたもの。背後の背景の百人一首や盆栽の松など実際に遺品として残っているものは、実物をできる限り忠実に再現することで、ご遺族が思い出にアクセスしやすくします。

「時間軸」は、文字通り「過去・現在・未来」と繋がる時間の流れを画中に配置します。遺影絵画では、「3世代=子・父母・祖父母」を時間軸として一枚の絵の中に組み込むことで、より強い繋がりを表現すると共に、時間の中で生きる「個」というリアリティを表現します。

「此岸=彼岸=彼岸にいる故人にとっての彼岸」の3世代構造

日本では亡くなった人のことを「仏」といい、また「成仏」というように、死ぬこと=仏のように心の平穏を得る、という風に願う死生観を持っています。死んで仏になるということは、生死を超越した境地に入るという意味があります。そこでは生きること死ぬことといった苦を超越した精神の安寧を表現するために「生と死」のメタファーを画中に配します。

 
 
 
 

なぜ、幸福の絵に苦を入れるのか疑問に思われるかもしれません。釈迦は生きていること自体が「苦」であると言いましたが、確かに私たちの生活は、日々苦しみの連続で、人は誰しも自分にしかわからない苦しみを抱えて生きています。一方、そうした「苦」が人生の豊かさや想像力の源泉であることもまた確かで、悦びや幸福は常に苦と表裏です。つまり、人生とは「苦」と「幸福」の歴史であるとも言えます。

まずは、ヒアリングシートをご覧ください。

まずは下の「ヒアリングシート」「ご訪問取材の事前準備について」をご覧になってみてください。実際の生活の中で大切な人のことを改めて振り返る時間というのは意外とないものです。きっと大切な人のことを改めて考えるきっかけになるはずです。クリックするとダウンロードされます。

 

ヒアリングシート

※クリックすると開きます。左がExelファイル、右がPDFファイルで内容はどちらも同じです。

ご訪問取材しない場合の撮影手順

※ご訪問取材をしない場合の、ご自宅で行って頂く撮影手順と注意点を説明しています。

ご訪問取材の事前準備について

※ご訪問による取材までにご準備頂く内容が記載されています。

時間軸は3世代を画中に配すこと

​3世代構造が連綿と続く世代を表現する

右図をご覧ください。故人がいる遺影の絵画空間が彼岸だとすれば、残された遺族がいる現実の世界が此岸です。そして、もう一つ彼岸である絵画空間の中に、「故人にとっての彼岸の要素(丸窓の山)」=「故人の親世代」を入れているの遺影絵画の特徴です。つまり、「此岸・彼岸・彼岸にいる故人にとっての彼岸」=「子・父母・祖父母」という3層構造になっています。

この時、最初に行ったヒアリングが大きな意味を持ちます。ヒアリングによって一度時間をかけて思い出された記憶が伏線になることで、遺影絵画のより深くリアリティのある体験を可能にするはずです。

右の図を見ても事情を知らない他の人にはわかりませんが、これを頼んで下さったご住職のご子息やご家族には意味が分かるようになっています。

また、3層にし、時間の流れが生じることで、絵画空間(彼岸)と現実空間(此岸)が一体となった地続き的な供養空間が生まれます。それによって一段と増した故人の存在感は、そこに思惟の場を出現させ、より一層豊かな供養体験を生み出します。

一体化する絵画空間と現実空間

豊かな供養体験を生み出す伏線となるヒアリング

画中に描かれている物のほとんどはヒアリングや取材に基づいた遺品や思い出の品々です。スペースの許す限り、故人様に喜んで頂けるようなるべくたくさん画面にちりばめます。またご遺族がこの遺影を実際に目の前にした時、様々な大切な記憶や思い出にアクセスしやすくし、より実感的な形で故人と対話できるようにするためでもあります。

― 京都曹洞宗寺院のご住職の御遺影の場合の具体例 ―

きな物事

間軸

丸窓の山は、実際の寺院の裏山です。ご住職は時間が許せば、山を歩いて、山野草を採集したり、季節の山菜や茸などを楽しむ生活を送っていたそうです。そうした山を愛する多くのお話から「帰る場所としての山=浄土としての山」という想定をしました。

「浄土としての山」からひらひらと舞い落ちてくる二枚の紙は故人のお父様が実際に詠われたという和歌です。浄土にいるお父様から歌が届くシーンを描いています。框に張り付けてあるのは、故人がまだ青年だった時の家族写真で、その下の手紙はクライアントの娘様から故人への手紙です。「娘さん―故人―故人のお父様」という繋がりを描くことで、娘さんのお子さんやそのまた下の代まで続いていく絆と時間を表現しています。

彼岸から届く故人の父から届く和歌

と死

「生と死」を超越した安寧の境地

それでも四つの要素の中に含めている理由は、絵の中に一種の普遍的枠組みが入るからです。普遍的枠組みの良い理由は、直接故人を知らない世代の方などがご覧になられた時にも、故人の存在や生き方などが実感を持って伝わる可能性があるからです。枠組みとして絵画化することで、そこに一般性が生まれ、個別的な表現の中にも普遍性が宿ります。そしてまた、そうした普遍的枠組みが個別性を際立たせる相乗効果をもたらします。謂わば、日記と文学の違いのようなものです。

この松と椿は、故人が大切に育てられていた実際の遺品でした。ご住職は、裏の山で山野草を採り、育てることを楽しみとされていました。絵の中に園芸植物が多いのはその為です。「生と死」のメタファーである以前に、僧侶である故人が好きなものに囲まれて瞑想思索している幸福の図です。ヒアリングに基づいて故人に縁のある個別的なものを描いていく中で、幸福という普遍性を表現するための一要素として「生と死」といった普遍的枠組みを画中に配置するという順序になります。

生の象徴「松」と死の象徴「椿」に挟まれながらも、心やすらかな安寧の表情で瞑想している状態を描き出しています。

「生と死」を表す松と椿(具体例:ご住職の場合)

「生と死」という普遍的要素は、「​個別性と一般性」を生む

もちろん、こうした要素はご意見を伺いながらお客様のお気持ちを第一に行われることですので、必ずしも入れなければならないものではありません。ある場合もあれば、ない場合も考えられるでしょう。下図のように大きく入ることもあれば、小さくはいることもあります。「幸福」という定義は、こうした枠組みに固定化されるものではないからです。

あくまでヒアリングに基づいて

人生は「苦」を乗り越えてきた歴史

そうした観点から、三宅遺影絵画の遺影には、故人が生きて死ぬ尊い時間の蓄積の中で、表現される幸福観の表裏として存在していた「苦」の側面を、画中に一部含ませるようにしています。そうすることで、ご遺族後の世代の人たちがより深く故人の人生や生き方に触れることが可能になり、隠し味のように幸福の意味が際立ってきます。

ヒアリングで伺った「苦」をそのまま描くのではなく、彼岸ではそれが解消されている様子を描きます。絵全体から見ると扱いは小さく、わずかな要素ですが、幸福な要素だけでなく、人生において「苦」だった要素をひとつ取り入れることで、遺影を前にする人が、故人の人生や生き方をより効果的に表現することが狙いです。

遺影のご住職は檀家の少ない田舎のご住職だったこともあり、跡継ぎがいませんでした。一人娘の奥様が仰るには、自分の代で寺を途絶えさせてしまう事に大変苦しみを感じていたとのことで、そこで遺影絵画の中では、たくさんの弟子に恵まれ、繫栄するお寺の架空の写真を一枚飾っています。実際の境内の桜の前での集合写真。

「苦」の要素を表す架空の集合写真(画像中央左)

「苦」が生み出す幸福のリアリティ

ただし、故人とご遺族が嫌な気持ちになっては元も子もありませんので、三宅遺影絵画ではそれをストレートに入れることはしません。あくまで、その苦が乗り越えられている状態、向き合っている状態を要素として取り入れます。下で、具体的な例でご説明いたします。

表現は「苦」の超克のかたちで

まとめ

・  遺影絵画は、個人の「幸福」の姿を描いています。

・  その「幸福」は、「好きなもの・時間・生と死・苦」の4つの大きな骨組みでできています。

・「好きなもの」は、残されたご家族が故人の思い出にアクセスすることを手助けします。

・「時間」は、豊かな供養体験を生み出します。

・「生と死」は、故人の存在を普遍化し後世に伝えます。

​・「苦」は、故人の人生に深く触れることを可能にします。

目次

​遺影絵画

10の

​良いところ

遺影絵画の

​ごめんなさい

遺影絵画

とは?

​― 内容編 ―

まとめ

ヒアリング

​シート

 
​※クリックするとその項目まで移動します。また、画面右下の●印をクリックしても移動することができます。
石に150万円と絵に50万円。
どちらを選びますか?

冒頭から直球下世話な見出しで大変恐れ入ります。

敢えてお金の話から始めたのは、やはりそれが重要なことで、お墓、お仏壇、お葬式のような葬送儀礼の値段は、車やパソコンのように機能や便利さに付けられる値段ではない「曖昧な値段」だからです。

もし今、あなたが「最近お墓も安くなってきたから」とか、「お墓は要らないから散骨でいい」とか、「お仏壇はお部屋に合うようにシンプル小さめでちょっと質のいい15万円くらいのでいい」とか考えていらっしゃるのだとすれば、改めて考えてみてもよいかもしれません。

儀礼の価値とは一体何なのか、と。

大雑把に言ってしまえば、心の満足の値段ですが、でもそれが慣習で選んだものなのか、見栄や世間体で選んだものなのか、子供に迷惑をかけるのが嫌だから選んだものなのか、チラシに載っていたから選んだものなのか、何を選択するにしてもその理由はとても大切なことです。

安いものではないだけに、もしそれが社会環境による理由や慣習的な価値だとしたら少々もったいないかもしれません。

三宅遺影絵画は、機能や慣習は当然のことながら、それ以外の価値、儀礼本来の精神的価値を高めることに重点を置いているからです。

それは、「無意味の値段」と言い換えられるかもしれません。

儀礼本来の価値は、毎日をもっと活力あるものにするし、子供の未来にだって良い影響を与えるかもしれません。

だんだん霊感商法のようになってきましたが、遺影絵画は日本画材を使用した普通の手描きの絵の遺影です。従来の肖像画と異なる点は、ヒアリングに基づいて一枚一枚描かれる右のようなオリジナルの絵画であるということです。言ってみれば、現代のお抱え絵師のようなものと言えるかもしれません。

それでは早速具体的な説明に入っていきたいと思います。

下図までは無料です。お気軽にご相談ください。

ヒアリング、取材、下図のご提案までは無料で行っております。言葉だけではなかなかイメージしづらいためです。ヒアリングと取材のために頂く交通費もご契約頂かない場合には頂戴致しておりません。ご興味がおありの方はお気軽にお問い合わせ下さい。